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ーにがりー 

地球上の生命の源である、海。

天然の恵を豊富のたたえた海水を濃縮して作られるのが「にがり」です。

まさに、海の精ともいえるにがりには

海水に含まれる80種類以上ものミネラルがたっぷりと含まれています。

このミネラルの宝庫、にがりについてのお話です。

 

はじめに

最近、テレビや雑誌などで、頻繁に取上げられるようになった「にがり」。それは、ミネラルの必要性が再認識されだしたからです。

巷には商品が溢れ、確かに飽食の時代にはなりました。しかし、その中身はというと・・・インスタント食品、清涼飲料水など、便利ではあるけれど、健康にいいのか?身体に必要なミネラルは?と考えると少々疑問符の付くものも少なくありません。その結果、いわゆる現代病(アトピー、花粉症、等々)と呼ばれるものを引き起こしました。

そこで、サプリメント(健康補助食品)にもさまざまなものがありますが、その中でも、何故、「にがり」なのかということを考えていきたいと思います。また、一口に「にがり」といっても色々あります。

「おいしくて身体に良い」を基本コンセプトとする麺づくりにおいても、水、塩、小麦(そば)粉と並んで「にがり」は重要だと思います。

海水を蒸発させて塩を作るときに残る最後の液体という意味では、塩とも深い関係があります。

「健康」は弊社の重要なテーマですが、その中でも、特に「にがり=ミネラル=健康」ということで、ここでは、「にがり」と「健康」の関係についてもみていきます。

 

にがりの種類

粉末のにがりと液体のにがり

粉末のにがり・・・塩化マグネシウムで出来ている。

液体のにがり・・・海水をくみ上げて潮をつくる時に残った液体でこれが天然にがり

天然にがりは塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなど様々なミネラルが含まれています。

天然にがりの製造方法

天然にがりには3つの製造方法があります。天然にがりとは、海水から塩を取り出す時にできる液体のことです。海水を煮詰めていくと、水分が蒸発するにつれ、塩が固体となって現れます。この塩を取り除き、最後に残ったドロッとした液体が「天然にがり」です。昔は豆腐を作る際の凝固材として使用されてきました。近年、天然にがりの豊富なミネラル分から、健康維持体質改善に効果があるとされ、注目が集まっています。

@天日干し・・・海水を塩田に汲み上げ日光の力で作ります。海外の塩の多くは、この製法で行われています。

A釜茹・・・大きな釜で茹で上げて作ります。日本の天然塩のほとんどが、この製法です。

Bイオン交換膜透析法・・・海水を汲み上げ砂ろ過を行い、2枚が対になった大きな膜が250枚で仕切られた部屋に砂ろ過した海水を流し込み、そこに電流を流して電気分解を行います。電流を流された海水はイオン分解され、限りなく小さくナトリウムを取り除くことが出来、PCBや重金属(ヒ素、水銀、鉛)など人体に悪影響を及ぼす物質を除去することが可能になりました。

イオンの状態になったにがりは、クラスター(粒子)が小さく浸透圧が高いため、体内に入った時の吸収率もよいと考えられます。また、ミネラルの量も多く、ナトリウムの含有量が少ないのが特徴です。

また、胆石や腎臓結石の原因でもある石灰を取り除いているため安心です。大きな特徴は無色透明であることですが、夏場はミネラル含有量が増えるため、少し黄色みがかることもあります。

天然にがりが出来るまで(天日干し)

「天日干し」での天然にがりが出来るまでを順番に少し詳しくみていきます。

@海水を貯水場に引き上げる

外用の海水をポンプなどで貯水場に引き入れます。そこで太陽と風により、塩分濃度が高められていきます。同時に浮遊物や沈殿物は取り除かれます。

A塩田で塩が収穫される

貯水場から塩田に移され、さらに太陽と風によって濃縮された海水は徐々に塩となっていきます。この収穫された塩が天然塩です。

B天然にがりの原料ができる

可能な限り塩分を取り除きます。そして塩田に残ったドロッとした液体が、天然にがりの原料となります。

C天然にがりの完成

天然にがりの原料をろ過し、不純物などを取り除き、さらに煮詰めて殺菌。最後に冷却して完成です。

 

天然にがりの効能

近年、天然にがりの豊富なミネラル分から、健康維持体質改善に効果があるとされ、注目が集まっています。

●ミネラル不足の日本人

にがりが健康によいといわれているのは、その多様なミネラル分からです。しかし現在の日本人は、慢性的なミネラル不足の状態にあります。

かつて日本人が使っていたのは、海水から作られた天然塩でした。しかし、1960年、専売公社(現JT)が、イオン交換法で、塩化ナトリウム99%以上の製塩を開始。さらに1971年、この方法以外での製塩が禁止になり、こうして天然塩が食卓から姿を消しました。アトピーや花粉症などアレルギー症状の増加、生活習慣病やガンが急激に増えたのも天然塩規制以降のことです(厚生労働省資料より)。

生活習慣病は、塩分や脂肪分のとりすぎが原因とされてきました。しかし、高血圧や肥満も、ミネラルの働きで抑制されるということがいわれてきています。また、現代人が抱える、疲労感、不眠、無気力、イライラするといった症状も、ミネラル不足によって起こるといわれています。

しかも現代の食は、農薬や化学肥料を使った農業で、野菜のミネラル分が減少。インスタント食品や、コンビに弁当の常食などもミネラル欠乏の原因になっていると考えられます。

こうしたミネラル不足を解消するのが「天然にがり」なのです。天然にがりが含む成分は全部で80種類以上。とくにミネラル分の豊富さは驚くべきものです。

そもそも生命は海水から生まれ、人体も海水に近い成分で成り立っています。とくに火山国の日本では、土や水の中のミネラル分が少なく、これを補ってきたのが海の恵の成分でした。

現代人が失ったミネラルを、バランスよく豊富に含むのが天然にがりです。それゆえ、天然にがりは健康の源と考えられ、注目されているのです。

●天然にがりとダイエット

ダイエットと糖質、脂肪の関係

天然にがりの効果のひとつにダイエットがあるといわれています。食事からとる栄養素の中で、ぜい肉になりやすいのが、糖質と脂肪で、これらは同じ量をとっても、消化吸収のスピードが速いほど、太りやすいということです。しかし、にがりにはその速度を抑え、肥満を防ぐ働きがあるといわれているのです。

まず、糖質。甘いお菓子はもちろんのこと、主にご飯やパンなどに含まれるのが糖質です。体に入った糖質は、消化酵素の働きでグルコース(ブドウ糖)に変化します。これが、小腸から血管に入ったものを血糖といいます。血糖が肝臓に送られる過程で、すい臓からインシュリンが分泌されます。インシュリンとは、血糖を身体に取り込むのに必要なホルモンのことです。

このインシュリンは、血糖の量に合わせて、分泌量が多くなります。ここでぜい肉を生むポイントになるのが、インシュリンの増加量です。インシュリンは、始め血糖の増加とともに緩やかに増えていきます。しかし、ある程度を超えると、分泌量が急上昇し、血糖値が2倍だと、インシュリンの分泌量は10倍にもなるのです。

血糖は主に身体を動かすエネルギーとして使われますが、余った分は、脂肪細胞に入り込みぜい肉となります。インシュリンは、このとき脂肪細胞へのドアを開ける役割を担っています。インシュリンが大量に分泌されると、脂肪細胞のドアは開きっぱなしの状態になり、次々と血糖が入り込みます。

しかし、血糖が時間をかけてゆっくり吸収されれば、インシュリンの分泌量は少しずつになっていきます。すると脂肪細胞への血糖の吸収が抑えられ、肥満を防ぐことになると考えられるのです。

天然にがりのダイエット効果

こうしたメカニズムの中で、天然にがりは、グルコースの小腸での吸収を抑える作用があることがわかっているそうです。その結果、血糖値の上昇が抑えられることもわかってきています。血糖が脂肪細胞に大量に入り、ぜい肉になる。こうした肥満への流れを抑えるのが、天然にがりの効果だと考えられているのです。

そして次のポイントが、脂肪の吸収を抑える働きです。やせたければ油分を控えるというのは、ダイエットの常識だと思いますが、脂肪は糖質以上に肥満に大きく影響します。

体内に入った脂質は、すい臓リパーゼで分解され、リポたんぱくという物質に変化します。その後リポたんぱくは、2通りの道をたどります。ひとつは、骨格筋を動かすエネルギーとして消費される道。そしてエネルギーとして使われなかった分は、脂肪細胞に入り、ぜい肉への道をたどるということです。

つまり、日常あまり身体を動かさない人は、脂肪をエネルギーとして消費できず、どんどん脂肪細胞に蓄えることになります。ところが、体内でリポたんぱくをゆっくり吸収させることができれば、骨格筋で少しずつ消費され、脂肪として蓄積されにくくなります。

じつは天然にがりの成分には、すい臓リパーゼの働きを抑えて、食事中の脂肪をゆっくり吸収させる作用があるといわれているのです。

以上が天然にがりはダイエットに効果があると考えられている理由です。

●天然にがりとアレルギー

アレルギーの原因はにがり不足?

日本人の3人に1人が患者ともいわれる、アトピーや花粉症などのアレルギー患者。いずれも根本的な治療が難しいのが現状だそうです。しかし、天然にがりがこのアレルギー症状に効果があるのではないかと考えられており、アレルギーの原因はにがり不足だという説もあります。

かつての塩は、塩田で海水から作る天然塩で、天然にがりの持つ多様なミネラル分が含まれていました。しかし1971年、塩田による製塩が禁止になり、塩といえば塩化ナトリウム99%以上の、いわば「化学塩」のみになりました。

アレルギー反応とは

「ミネラル不足の日本人」の項でも述べたように、アレルギー症状が頻繁に現れ出したのは、これ以降のことで、食卓に上がる塩からミネラルが取り除かれたため、様々なアレルギー疾患が起こるようになったとも考えられます。こうしたことから、天然にがりによるアレルギー改善の可能性が期待されるのです。

天然にがりとアレルギーの関係を知る上で、アレルギーの反応が身体で起こる経過をたどってみましょう。

はしかなどの病気は、一度かかると二度とかかりません。それは、病気の原因である細菌やウイルスなどの異物に対し、身体が自分を守る抗体を作るためです。再び同じ異物が侵入すると、抗体が撃退します。これを免疫反応と呼びます。

普通は害のない外からの侵入物、例えば食べ物や、接触する機会の多いダニや花粉には、免疫反応が起こらないものです。ところが、時に身体が過剰に反応し、異物を排除する働きに狂いが生じます。これがアレルギー反応で、本来、異物をシャットアウトするためのくしゃみや鼻水が、身体に害を与えるほど過剰に出てしまう症状なのです。

天然にがりの働き

こうしたアレルギー反応を引き起こす物質を、アレルゲンといいます。アレルゲンが体内に入ると、身体はIgEという抗体を作って戦いの準備をします。IgE抗体は、普段マスト細胞(脂肪細胞)の表面にくっついて待機し、再びアレルゲンが侵入すると、これを倒すべく、働きかけます。このときマスト細胞が、ヒスタミンなどの化学物質を放出し、この物質が、目のかゆみやくしゃみ、鼻水、肌の湿疹などの症状を引き起こすそうです。

しかし天然にがりは、この過程で2つの働きをするといわれています。1つはIgE抗体の生成を抑制すること。もう1つは、症状をおこす化学物質の抑制です。

●天然にがりと癌

にがりの実験

にがり効果の中で、いま医学関係者が最も注目しているのが抗がん作用だそうです。研究では、医療現場で使われている抗がん剤に匹敵する実験データが得られており、副作用もないということで、専門家も驚くほどのにがり効果が出ているということです。

その中の実験結果に、がん細胞が完全に消えてしまったというものもあるそうです。マウスを2つのグループに分け、がん細胞を移植し、一方にはにがり水を与えます。これを4日間続け、細胞を観察しました。すると水だけ与えたマウスには、顕微鏡のレンズ一面に、増殖したがん細胞が広がっていました。ところが、にがり水を与えたマウスでは、がん細胞がすっかり消えていたということです。

また数種類のにがり水をマウスに与えた別の実験でも、にがり水によるがん抑制効果が、はっきりとあらわれているということです。この抗がん作用は、がん患者の治療に用いられている、5FUという抗がん剤なみの効果で、しかも、にがり水の素晴らしさは、副作用が見られないことだそうです。体重や脂肪組織、白血球などの減少は、抗がん剤の副作用によるもの。しかし、にがりを与えたことによる影響は全くみられなかったということです。高い効果があるのに、副作用はないというまさに理想的ながん抑制の結果が出ている実験もあるわけです。

天然にがりの効果

このような効果はなぜ起こるのでしょうか。天然にがりが抗がん作用を発揮する仕組みには、2つの要素が考えられています。ひとつは、がん細胞を攻撃する、身体の免疫力を高める効果です。それは、有害な異物を殺す役割を持つ、血中リンパ球が増えていることからです。リンパ球の中には、がん細胞を殺す、NK細胞やLAK細胞などの免疫細胞があります。これらが増加すれば、ガンへの攻撃力が強化されると考えられます。にがりの成分には、こうした免疫力を高めるリンパ球を増やしたり、がん細胞の周りに集めたりする作用があると考えられます。

もう一つは、がん細胞の血管新生を阻害する作用です。体内にできたがん細胞は、自分が成長するための栄養分を血管からとるため、シグナルを出します。すると、がん細胞のある場所に、新しい血管が伸びていき、これを血管新生といいます。そして、がん細胞は、新しくできた血管から栄養分を得て、どんどん生長し、さらに血管を通して、がん細胞を他の器官に転移させていきます。

しかし、この血管新生がうまくいかなければ、がん細胞は成長するための栄養分が得られず、縮小することになります。この血管新生を阻害する作用がにがりにあると考えられる、マウスによる実験結果も出ています。この働きが、抗がん作用となっていたと考えられているのです。

天然にがりとガンとの関係は、いま多くの研究者が解明にあたっています。副作用なく抗がん効果を発揮してくれるにがりの可能性と、これからの活用が期待されています。

終わりに

「天然にかりができるまで(天日干し)」に述べた工程が不十分だと、純粋なにがりは出来ません。また、豆腐を固める特定の成分しか入っていないものなど、一口に「にがり」といっても、その成分は、まちまちだと考えられますので、やはり、選ぶ方の目も必要だと思います。また、「天然にがり」の効果につきましても、使用量、方法によっても違うでしょうし、まだ研究段階で、確実にそうなるというものではないと思います。あくまで、その効果が期待できるということだと思いますので、お間違えのないよう、お願い致します。


なか川の商品紹介

弊社では、麺づくり一筋60余年の経験を活かし、にがりの使用をはじめ、麺づくりの基本となる、小麦粉(蕎麦粉)、水、塩といった麺づくりの基本となる原材料の厳選、麺本来の旨みを引き出すための手間を惜しまない製法を心がけています。

そんな中で、「麺を湯がいたお湯に直接スープを入れるだけの簡単調理の本格麺」も誕生しました。この調理方法を可能にしたのも、原材料の厳選とこだわりの製法の結果です。

通常は、麺を湯がき、スープは丼に別につくっておきますが、この簡単調理の方法を可能にした理由として

@手間を惜しまない製法で麺本来の旨みを引き出しながら、しっかりした麺生地に仕上げているので、茹で溶けし難く、茹で濁りが少ない。

Aしかしながら、僅かに茹で溶けします。しかし、そのことによって厳選した原材料が茹で湯と混ざり合います。

この微妙なバランスによって、別茹でするより、スープの旨みも増し、更においしい本格的な味わいの麺が可能になります。

なか川では、この調理方法でお召し上がりいただける商品を、定番のラーメン、うどん、そばの他、健康食材を取り入れた麺など10数種類ご用意しております。

注)暖かい時期は、冷しスープに切り替える商品もあります。その場合は、上記の調理方法の限りではありません。詳しくは、下記、「通販商品」のページをご参照ください。

通販商品 広島ラーメン、鬼辛ラーメン、辛辛つけ麺広島流、広島牡蠣うどん、モロヘイヤ麺、山の芋そば他、多数取り揃えております。

 

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